元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

Ｗ杯南ア大会もスペインの初優勝で幕を閉じました。

強豪国の不振・新興国の台頭そして日本代表も頑張りました。

しかし目出度し目出度しで終わりにしてはいけません。

ここに極私的Ｗ杯南ア大会総括をしたいと思います。


勝てば官軍で岡田監督を名監督と
持ち上げるのはどうか？と思っています。

ベスト４を目指すと夢を語るのは良いですが
客観的に自国のチームを把握できていなかったと思います。
ベスト４ってことはスペインやオランダやドイツやウルグアイや
ブラジルやアルゼンチンやイングランドやポルトガルや．．．と
互角に戦うチームになるってことです。

現在の実力の日本代表が取るべき
強化の方向・戦術の選択（大会前まで）が良かったのか疑問です。
これは協会の責任でもあると思います。

日本代表が、パスをつないで相手を崩して．．．が出来る相手のレベルと
Ｗ杯のレベルは素人目にも歴然と差がありました。

どう見ても日本代表が華麗にパスを回して相手を崩して勝てるチームは
参加３２国には無かったと思います。

もっと早い時期に弱者が守りを固めて
強者のすきを突くような戦術をとりいれ
熟成させるべきではなかったかと思います。

パラグアイ等は自分を良く知っていて
持てる力を最大限発揮できる戦術として
現在の戦術を何年も熟成させていると聞きました。

日本代表は大会前の連敗を機に戦術転換をして
数日であそこまで戦えるチームになったのです。
もっと早くに現実を見据え戦術の転換を行ってほしかったです。

これらの感想は岡田監督だけに向けたものではありません。

協会が目指す代表チームの方向性が
荒唐無稽だったかもしれませんし
強化委員が代表をコントロール出来ていなかったかもしれません。


Ｊリーグの底上げも必要でしょう。

自国リーグの発展があって初めて代表チームが強くなります。
（良いとは言えませんが）渋谷で深夜に大暴れしたサポーターの
何割かでもＪリーグの応援にスタジアムに足を運んでほしいです。

もう次のＷ杯ブラジル大会は始まっています。