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2011年03月27日
プロスポーツ選手の腰痛・足首痛
プロスポーツ選手のTさんは
50歳代の今も現役で活躍されています。
日頃からトレーニングを欠かさず
見事な肉体を維持しています。
前回記事はこちら
今回は左腰付近の痛みと右足首の可動痛です。
左腰は重苦しい痛みで、
立ち上がる時、歩いていて、靴下をはく動作などで
痛みを感じます。
右足首は底屈背屈で痛みが出て、
足を突いても(体重をかけても)痛みが出ます。
右足首は学生時代から何度も捻挫をしているそうで
捻挫の後遺症(靭帯の弛みなど)も関係していそうです。
今回の足首痛は何日か前、お子さんとサッカーをしてからの症状です。
まずセオリー通り末端から。
捻挫の後遺症のような可動痛は
関節包内運動の不正による痛みのケースが多いので
関節動作法で反応するか確認します。
完全には取りきれませんでしたが
底屈痛と歩くとき(荷重をかけたとき)の痛みは消失し
背屈痛が少し残ります。
後は骨盤調整後に再確認です。
次に左腰痛です。
足首の調整で立つ時の痛みは取れていました。
靴下をはく動作(股関節屈曲)の痛みが残ります。
靴下をはく動作での痛みは左股関節を屈曲しても
発生せず、右足に靴下をはく動作で左腰に痛みが出ます。
痛みは左腰でも悪さをしているのは右股関節のようです。
(前回の痛みは右股関節を曲げて右腰に出る腰痛でした。)
人間の身体は精巧で微妙なバランスをもって動作しています。
ちょっとした筋肉への刺激でロックが掛かってしまったり
主働筋と拮抗筋のバランスの狂いで
痛みや可動制限が起こってしまうことがあります。
そして良い面悪い面があるのですが
どこか上手く動かないところがあると
無意識に庇って他のところで補って
動作が出来てしまうので
本当に悪い所と痛い所が別
と言うことも良くあります。
慢性痛などは殆どがそうです
Tさんの場合も
可動性をチェックしてみても左股関節よりも
右股関節の可動域の方が狭く痛みを誘発します。
右股関節の可動域を制限している筋肉をチェックすると
内転筋群と中殿筋が上手くバランスを取れていないようです。
操体法などの揉まない手技で緊張を緩め
可動域の左右差を調整して行きました。
右足首は外くるぶしが下がっていたので
外けい骨筋を緩め外踝を挙上しておきます。
最後に前腕部から肩甲骨にかけての緊張を取り確認です。
右足首・左腰部の痛みは解消していましたが
身体を反らしたとき腰の中央部に痛みが出ましたので
腰部の関節運動法で解消し
自己療法のおさらいをして終了としました。
Tさんはプロスポーツ選手なので
その競技固有のトレーニングが中心ですので
身体のバランスを保ちにくい面があるかもしれません。
例えばずっとひじを曲げる動作を続けていると
ひじを伸ばす動作がやり難くなったり
痛みが出てくることがあるように
特定の動作を鍛え続けると
主働筋と拮抗筋がアンバランスになってしまうのです。
姿勢でも同じ姿勢をとり続けると筋肉が凝りますが
動作も同じ動作ばかりだと凝り易いんですね。
群馬県高崎市の整体院
元気が一番整体室のHPはこちら
ご相談ご予約は 027-326-3323までどうぞ。
50歳代の今も現役で活躍されています。
日頃からトレーニングを欠かさず
見事な肉体を維持しています。
前回記事はこちら
今回は左腰付近の痛みと右足首の可動痛です。
左腰は重苦しい痛みで、
立ち上がる時、歩いていて、靴下をはく動作などで
痛みを感じます。
右足首は底屈背屈で痛みが出て、
足を突いても(体重をかけても)痛みが出ます。
右足首は学生時代から何度も捻挫をしているそうで
捻挫の後遺症(靭帯の弛みなど)も関係していそうです。
今回の足首痛は何日か前、お子さんとサッカーをしてからの症状です。
まずセオリー通り末端から。
捻挫の後遺症のような可動痛は
関節包内運動の不正による痛みのケースが多いので
関節動作法で反応するか確認します。
完全には取りきれませんでしたが
底屈痛と歩くとき(荷重をかけたとき)の痛みは消失し
背屈痛が少し残ります。
後は骨盤調整後に再確認です。
次に左腰痛です。
足首の調整で立つ時の痛みは取れていました。
靴下をはく動作(股関節屈曲)の痛みが残ります。
靴下をはく動作での痛みは左股関節を屈曲しても
発生せず、右足に靴下をはく動作で左腰に痛みが出ます。
痛みは左腰でも悪さをしているのは右股関節のようです。
(前回の痛みは右股関節を曲げて右腰に出る腰痛でした。)
人間の身体は精巧で微妙なバランスをもって動作しています。
ちょっとした筋肉への刺激でロックが掛かってしまったり
主働筋と拮抗筋のバランスの狂いで
痛みや可動制限が起こってしまうことがあります。
そして良い面悪い面があるのですが
どこか上手く動かないところがあると
無意識に庇って他のところで補って
動作が出来てしまうので
本当に悪い所と痛い所が別
と言うことも良くあります。
慢性痛などは殆どがそうです
Tさんの場合も
可動性をチェックしてみても左股関節よりも
右股関節の可動域の方が狭く痛みを誘発します。
右股関節の可動域を制限している筋肉をチェックすると
内転筋群と中殿筋が上手くバランスを取れていないようです。
操体法などの揉まない手技で緊張を緩め
可動域の左右差を調整して行きました。
右足首は外くるぶしが下がっていたので
外けい骨筋を緩め外踝を挙上しておきます。
最後に前腕部から肩甲骨にかけての緊張を取り確認です。
右足首・左腰部の痛みは解消していましたが
身体を反らしたとき腰の中央部に痛みが出ましたので
腰部の関節運動法で解消し
自己療法のおさらいをして終了としました。
Tさんはプロスポーツ選手なので
その競技固有のトレーニングが中心ですので
身体のバランスを保ちにくい面があるかもしれません。
例えばずっとひじを曲げる動作を続けていると
ひじを伸ばす動作がやり難くなったり
痛みが出てくることがあるように
特定の動作を鍛え続けると
主働筋と拮抗筋がアンバランスになってしまうのです。
姿勢でも同じ姿勢をとり続けると筋肉が凝りますが
動作も同じ動作ばかりだと凝り易いんですね。
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Posted by 元氣が一番! at 15:50│Comments(0)
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