元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

朝礼で立っていられないほどの坐骨神経痛が改善してから

月１で体調管理のため通われているＵさん（４０代男性）

仕事は重機のメンテナンスをしていて

この処の連日の猛暑で、かなりお疲れ気味でした。


最近は特に痛みもなく過ごせていましたが

今回は頚のコリと可動痛を訴えて来られました。

頚の可動痛は右を向くと右肩甲骨内縁に痛みがあります。



先ずは下半身の歪み取りから。

股関節の左右差が目立ちます。

腰の左右の捻転も両方とも突っ張りを感じます。

うつ伏せでの膝の屈曲も両大腿部に痛みが出ます。

『今回はいつもよりも歪みが目立ち

各関節も動きが良くないですね。』

『月末から仕事も忙しかったし

この暑さで疲れが溜まっている感じです。』


いつもは自己療法を手伝ってくれる奥さんも

この暑さでグロッキー気味だそうです。


膝屈曲で大腿部が張るのは

骨盤調整では改善しなかったので

膝の関節動作法を行ってから

揺らしの技法で筋緊張を取ると解消できました。

疲労による関節の機能異常が筋緊張を強めているようです。

要所要所の関節動作法を行った後

いつもよりゆっくり目に揺らしを掛け

緊張を解いて行きます。


頚の可動痛は

頚の関節動作法を行っていると痛みが取れますが

手を放すと再び痛みがでるので

頚～腰へ向かって頚を捻りながら

大元の関節機能異常を探していきます。

チェックポイントは『境目』

頚椎と胸椎の境目、肩甲骨の上角のラインの境目

肩甲骨の下角のラインの境目．．．


骨格の境目になる部分が

ウィークポイントになるとはよくあります。

Ｕさんの場合肩甲骨の上角と下角のラインで

痛みが軽減し手を放しても軽減効果を維持できます。

肩甲骨もしくは肋骨の歪み＆硬直が

頚の可動制限を引き起こしていたようです。

背中の張りを取る腕回しの体操と

肋骨挙上の体操を指導して次回としました。


Ｕさんの現在の身体は

湿度の高い蒸し暑い毎日で皮膚呼吸が妨げられ

肋骨が硬直していたようです。




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