元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

腰痛で来室のＫさん（４０代男性）は

先日のひじ痛のＴさんのご主人。


Ｔさんの記事はこちら



スポーツの後やソファーや車のシートに座った後

立ち上がったり腰を伸ばそうとすると

腰の中央部付近に痛みが出ます。


高校時代（サッカー部）からの腰痛で

腰椎分離症と診断されています。（スポーツ選手には多いですね。）


普段はソファーなどには座らない様にしているそうですが

今回は帰省中にたまたま座って

強い痛みになってしまいました。




Ｋさんの場合、中腰や腰が丸まる姿勢から

腰を伸ばす時に痛みがあるそうなので

骨盤の弛み（もしくは閉じない）事が予想されます。

試しに仙腸関節をサラシ固定しただけで

動きがスムースで軽くなります。


この状態で骨盤・股関節の歪みを調整していきます。

見方によっては骨盤は動きやすいので

逆に安定しずらいように感じます。

そして股関節は歪みが固定化されて

整いづらい股関節でした。

中殿筋・側腹を緩めて

ようやく可動域が整いますが

静止時の転位はまだ少し残りました。

腹部も右側腹から下腹部にかけては

硬直していてます。



腹部をじっくり緩めて一度確認です。

仰向けの姿勢で１０数分いたので

起き上がり時には痛みが出ましたが

仙腸関節の関節動作法をしながら動くと

痛みが取れていきます。


色々な動作を確かめていくと

その他にスキーのある態勢（言葉で上手く表現できません）

で痛みが出たので

これも仙腸関節と腸骨の関節動作法で痛みが軽減できました。



腰椎分離症との診断ですが

あまり痛みには関係なかったようですね。

まぁ分離（骨折）しているからと云って腰痛になるとは限りません。

（統計上有意なデータは無いそうです。）



長年の痛みを庇う動作の癖や

骨盤上部の固定で仙腸関節が不安定で

閉じにくいようですので

いくつかのエクササイズを指導して終了しました。


腰痛のコルセット・バンドなどをしている人を見ると

腸骨の上部からウエストにかけて締めている人が多いようですが

この場所を締めると仙腸関節を支点にして

仙腸関節から骨盤下部を拡げて

身体を反らす動きが制限されることがあるので

注意が必要です。




群馬県高崎市の整体院　
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多くの場合筋肉の不正やそれに伴う関節動作の不正の解除で
痛みが軽減していきます。
後はその人の環境によって速かったり遅かったりがあります。

資料写真です。