2012年08月31日

右半身が故障がちなバドミントン部の大学生

右半身の症状で悩むバドミントン部の大学生のHさん(4年生・男性)

9月にリーグ戦を控えています。


来室時の主な症状は

右足首の可動痛(底屈背屈外反で痛み)

右膝から内転筋にかけてのハリ感

右臀部のハリ感

右ハムストリングの伸張時の痛み

右そけい部の屈曲時の引っ掛かり感

右手首の背屈痛...などです。

痛みや違和感を庇いながらの練習だった為

症状が固定化している可能性があります。


座位での骨盤調整の後は

足元(足首)からの調整です。


底屈背屈外反時の痛みは

関節動作法で一時的に痛みが取れますが

安定しないようです。

足首の外踝を挙げて

サラシ固定をしている時は痛みが再現しません。


両くるぶしが弛んでしまっているようです。


日常的にもサラシ固定(伸縮しないサポーターも可)をアドバイスします。

次に膝周辺ですが

これは痛み・違和感をひざ周辺で感じているようですが

股関節の問題と診立て

股関節を調整してからハムストリングと内転筋を弛めました。

次はお尻のハリ感。

これは立位での症状ですが

立位での片足重心の癖が原因のようです。

動作法で緩めて両足を肩幅くらいに開いて立っていると

右臀部のハリ感は出ませんが

普段の癖の「休めの姿勢」になると

途端に筋肉(梨状筋や中殿筋)が緊張してきます。

立位の姿勢を気を付けながら

動作法のエクササイズを繰り返し行い

「身体の悪い癖」を取っていく必要があります。




最後に右手首の背屈痛。

これは手首の関節動作法だけでは

痛みに変化しなかったので

手首関節に充分遊びを作ってから

再度関節動作法を試します。

「これなら手をついても痛くないです」



Hさんは故障などを経験して

身体にとても興味があるようで

エクササイズの指導にも熱心に耳を傾けていました。


遠方からの通院なので「短期集中施術」は難しいようですが

その分セルフエクササイズで症状の改善・安定に努めてください。

当室も電話やメールなどで

出来る限りのサポートをさせて貰います。


群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室

ご予約ご相談は 027-326-3323 までお電話でどうぞ!






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