2012年09月02日

ひざ痛で走れなくなった山間部在住のランナー 1

左膝痛で来室のTさんは50代の公務員さん。


山間部にお住まいのスポーツマンで

日頃からランニングなどで身体を鍛えているそうです。


最初は去年の4月頃に走れない程の痛みがあり

しばらくして治まったものの

今年の5月頃から再発してしまったそうです。



来室時の症状は

左膝を曲げると痛い

ジャンプの着地で痛い

(確認は出来ませんでしたが)ダッシュをすると痛い

でした。



足を観察すると左足は小趾側重心が強く

足首は外反して見えます。


最初に膝の関節動作法で確認してみますと

膝の屈伸・ジャンプの着地とも痛みが大幅に軽減しますので

大腿部の過緊張によるひざ関節不正による痛みのようです。



改めてじっくりと調整していきます。

骨盤の歪みはそれ程でもありませんが

股関節の可動域の左右差と

大腿部の緊張・硬直が顕著です。


両膝倒し・片膝倒し・膝抱えで調整してうつ伏せに。

うつ伏せのカエル足で左右差を取っておいてから

本丸の大腿部を緩めていきます。


山間部の起伏のある道路を走るので

大腿部の筋肉は伸張性収縮となり

特に大腿部前面の筋肉はダメージを受けやすくなります。


筋肉が十分に回復する時間を開けないで

トレーニングを続けると筋肉は弾力性を失い

ひざ関節の動作を制限し痛みとなります。


Tさんの大腿部もとても緊張していて

組織復元法をしっかり掛けていきながら緩めました。


施術後の確認では

「今はまったく痛みがなくなりました。」となりました。



もう少し大腿部の緊張を抜いておいた方が良いのと

トレーニング方法やトレーニング量・間隔などを

加減しないと再び故障の恐れもあるので

しっかりとエクササイズをおさらいして次回としました。


群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室

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