2012年10月24日

サッカーと運動会が重なってオスグットになった小6

2週間ほど前から左膝が痛くなり整形でオスグットと診断されたT君(小6男子)

サッカーの練習に運動会などが重なり

オーバーワークだったようです。

整形では湿布を処方され

少し様子を見るように云われているそうです。


来室時の症状は

左膝下の圧痛と屈曲時の痛みです。


いつものように膝下の圧痛からとっていきます。

足組法で骨盤の歪みを取って

大腿部の横引きで筋緊張を緩めてから

膝下に組織復元法を掛けて行きます。

膝下の圧痛は少し強めですので

周りから弱めに組織復元法を掛けて行きます。

1分程行って確認です。

「さっきより減ったけどまだ痛いです。」


痛いところの周りから徐々に中心へ近づいていきます。

後半はT君にも覚えてもらいながら痛みを取っていきます。

また1分程行った処で確認です。

「そんなには痛くないです。」

少し残るようなので脛骨腓骨を締めてみます。

「痛くないです。」

疲労のため少し脛骨腓骨間が緩んで

筋肉の付着部引っ張っていたようです。


次に屈伸時の痛みです。

屈伸時の痛みは関節動作法で

最初からT君にセルフエクササイズをやってもらいました。

最初の座位の関節動作法で大幅に痛みが軽減し

しゃがみきった時の痛みも立位の関節動作法で取れました。

ここまで20分位、付き添いのお母さんも一安心のようです。


殆どの痛みが取れたところで

身体の歪み・筋緊張を取っておきます。

仰向けでバンザイしても床まで届かず

肩膝倒しも可動が制限されています。

先ずは骨盤の歪みを取ってから

股関節の可動域を調整していきます。


股関節は逆モーションでは制限が残り

恥骨の操法で改善しました。

股関節の可動域が調整できると

肩の可動も拡がりバンザイも床に届くようになりました。

最後起き上がってもう1度膝の確認です。

屈伸OK、圧痛OK、ジャンプOKでしたので

セルフエクササイズとこれからの注意事項を説明して次回としました。


この時期運動部・クラブに入っている子たちは

通常の練習に加えて運動会や陸上大会などの練習で

普段よりもオーバーワークになりがちで

故障を起こしやすくなっています。

今まで以上にコンディショニングに気を付けて

毎日しっかり疲労を取るようにすることが大切です。



膝痛予防には正坐の習慣も効果的です。


T君ではありません。資料画像です。
サッカーと運動会が重なってオスグットになった小6


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