2013年11月04日

シャドーピッチングでも痛みが出る野球肘の小学生 1

相談者は野球少年のS君(小学4年)。


1カ月ほど前から投球時に肘が痛むようになったそうです。


来室時には

右ひじの内側を押すと痛い、

シャドーピッチングでもリリース時

(肘が伸展する辺り)で痛みが出ました。


投球動作も少し無理なフォームで投げているようです。



あお向けで身体の歪みを見てみると

腰が右に流れる『くの字』のように歪んでいます。


試しに見た目で身体を真っすぐにずらすと

『なんか曲がっているみたい!』と違和感があるようです。

S君の身体(脳)はこれを真っすぐだと勘違いしているようです。


これらの体幹の歪みを操体の手法を使って調整していきます。

足首反らし・膝倒し・カカト伸ばし...


改めてあお向けで真っすぐになってもらうと

今度は見た目も『真っすぐ』でS君も違和感を感じなくなっています。


これは基本の操体で調整できましたが

毎日継続して行う必要があるでしょう。


今は身体が『くの字』を『真っすぐ』だと

形状記憶をしてしまっているので

『真っすぐ』を『真っすぐ』と感じられるように

再度身体(脳にも)覚えこませる必要があります。


ややこしい説明で<(_ _)>


体幹の歪みを調整すると投球時のひじ痛が半減していました。


次に肘周辺の筋肉を緩め、

関節動作法で肘関節の伸展の動きを調整します。

押すと痛かった肘内踝は組織復元法で痛みが取れました。



最後に投球動作のおさらいです。


S君の投球動作で一番気になるのが

ボールをリリースした後に

腕を一度止める動作を入れることです。



例えると紙鉄砲を鳴らす時の様に

途中で一度腕を止めて

前椀を振り出すように使っているので

肘にかなりの負担が掛ってしまいます。



その他には投球動作が終わった時は

親指が下を向き

手のひらが(右利きの場合)右を向いていると

肘や肩への負担は少なくなります。


一度覚えてしまった、誤ったフォームを修正するのは

時間がかかります。



身体に負担の少ない正しいフォームを

少年野球の頃からしっかりと指導して

身に付けさせたいですね。

(これは姿勢や鉛筆の持ち方・お箸の持ち方などの動作でも同じ事です。)




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