元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

出産を契機に腰痛になってしまった主婦のＨさん。

普段は痛くなると接骨院で電気治療などを受けていましたが

最近は首まで痛くなり心配になり当室へ来られました。

腰は骨盤の歪み、首はストレートネックと云われたそうです。


来室時の主な症状は

前屈みの姿勢で腰が痛い、

立ったり座ったりで腰が重い、

下を向いたり上を向くと首が痛い、

です。

朝起きた時に痛みが強いそうです。

平均睡眠時間は７時間との申告ですので

寝腰ではなさそうです。


出産後からの腰痛と云うことで

骨盤の歪み・弛みをチェックしていきます。

サラシ固定をして前屈み・立ったり座ったりをしてもらうと

「しっかり支えられて安心感があります」

とのことで骨盤の弛みは有るようです。

普段も腰が痛いと病院で勧められた腰痛ベルトを付けるそうですが

当室では巻く位置と材質にこだわりがあります。

こちらではサラシなどの伸縮性のないベルトを

皆さんが思っているよりも下に巻いて骨盤を安定させます。




次に座位で首のチェックをします。


上向きの痛みを関節動作方法のセルフバージョンで

取ってみます。

「すごい楽です」と可動域が拡がりますので

上頚の関節包内の問題のようでした。

下向きの関節動作法は１人ではやりにくいので

しっかり手伝って取っていきます。


仰向けで更に骨盤を調整していきます。

骨盤が緩むと内臓が下垂気味になるので

骨盤高位で締め直しておきます。



次に操体の両膝倒し・膝抱え・カエル足で

骨盤と股関節の歪み・可動を調整します。



慢性痛の方には痛みの感受性が

鈍っている方が多くいらっしゃいますが

Ｈさんはとても敏感に改善を実感できるようでした。

こちらもとても施術しやすかったです。



最後に肩～首にかけての調整です。

Ｈさんに普段から凝りやすいところを探してもらうと

僧帽筋付近がいつも硬く凝ってしまうそうです。

今は下半身の操法で

「普段よりも大分楽」だそうですが

まだ少しハリの残る僧帽筋付近に軽く手を当てて

手首を軽く揺らして行きます。


受けていらっしゃる方は

最初は「？」と思われるようですが

数十秒後「こんなんで！」となります。


立ち上って痛みの確認です。

寝ている姿勢から立ち上がる動作で

左腰に痛みが出ましたので

腰部の関節動作法を行った後、再確認します。

「今度は痛くなかったです」


エクササイズのおさらいをして次回としました。


慢性痛の場合、

慢性化した原因・自然治癒しなかった原因を

探して改善しなければなりませんので

一回で痛みが取れても歪みが取れるまでは

通院するようにお勧めしています。

（もちろんご本人の自由です。）


群馬県高崎市の整体院　元気が一番整体室

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