2010年11月05日

シンスプリントで両スネ痛の中1の女子バレー部員

埼玉県深谷市から来院の中1女子のNさん。

1カ月ほど前から両スネの内側の痛みがあり

病院での診断は『シンスプリント』(脛骨過労性骨膜炎)

バレー部の練習も別メニューにしている。

それ以前には左右の膝に痛みもあって

オスグットとジャンパーズニー(ジャンパー膝)と診断された。
(現在は殆ど練習をしていないので今は痛みは無い)


先ずはシンスプリントによる

脛内側の圧痛を取って行きます。

先ず左足から組織復元法を数分施し

痛みを確認すると先程より軽減しています。

同じように右足も組織復元法を行い

右足はピンポイントで痛みの強い処(打ち身のような)

があったため、時間をおいて2~3回施し痛みを取りました。


次に膝の屈伸を確認し(痛みはありませんでしたが)

膝の関節動作法で屈曲・伸展時の関節包内運動を調整し

再確認すると、先程よりもスムーズに膝が動くようになりました。

Nさんは普通に動いていると感じている膝関節も

実際はスムーズさに欠けていたのです。

このような状態での練習が膝の故障や

その他への負担を増しシンスプリントと云われるような

疲労性の症状につながった可能性があります。


身体の歪みをチェックし調整しながら

足首・膝・股関節等の下半身の可動性を高め

筋緊張(特にふくらはぎと臀部の硬直は強かったです)を緩めます。

何時も気になる足指ですが

彼女も外反母趾気味になっていて

上手に足指を使えていない事が伺えます。


肩の可動性をチェックする(バンザイ検査)と

下半身の調整をしただけで肩の可動性の左右差が解消しています。

全身はつながっていること1例でしょう。

肩・肩甲骨周辺を緩め再度両スネ・両ひざをチェックします。

脛の圧痛の解消しており屈伸や

整体室内でのジャンプでも

痛みや違和感は再現されなかったため終了としました。


足指を鍛える整体体操とシンスプリントの圧痛を取る自己療法

その他下半身の動作の歪みを取る操体法を指導して

次回としました。


彼女のように故障が続いている場合

単にハードワークで疲労が蓄積しただけで無い

原因があるように思えます。

当整体室では足指の使い方や足裏のバランスが

大きく影響しているとみています。

そして土台から改善しなければ

根本的な解決にはならないと考えています。




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シンスプリントで両スネ痛の中1の女子バレー部員


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