2011年01月16日

オスグットによる両ひざ痛の野球少年 初回で10⇒1

去年の秋ごろから膝に痛みを感じ

オスグットと云われた小6の野球少年。

最初は左膝だけでしたが

今では両ひざに痛みがあります。

症状は

膝の屈曲(中腰付近(守備の構える姿勢))で

両ひざに痛みが出る。

膝下に圧痛がある、状態です。


両モモの筋肉を確認すると

特に大腿直筋が硬直しています。

膝下(脛骨粗面)の変形はまだ大きくはありませんが

触れると圧痛があります。

スポーツ選手の場合、日頃のコンディショニングが

症状の改善・再発防止に大きく影響しますから

念の為、病院などで指導されたストレッチを確認します。

『う~む』膝の屈曲痛がある為かも知れませんが

腸腰筋を狙ったストレッチを指導していただいたようです。

最初に膝下の圧痛をとる組織復元法をやってみます。

Y君にも教えながら数分行うと、痛みがだいぶ取れました。

次に当整体院流の膝の屈曲等の関節動作なしで

筋肉をストレッチする方法を指導し

膝関節の関節動作法を試してみます。

この自己療法だけでも

痛みは少し残りますが、しゃがめるようになりました。

これで家庭や練習の前後など自己療法を行うことで

オスグットの痛み(膝下の圧痛とひざ屈曲痛)が取れることが

確認できたことになります。


これから実際に骨盤・股関節の歪みを調整し

大腿部や膝周辺に負担を掛けていた原因を解除して行きます。

彼の場合、左の股関節の可動が制限されているのが

気になります。

野球と云う競技柄、左足を軸足に動作することが多いので

どうしても骨盤・股関節等も

左側に可動制限が起きやすいのかもしれません。

身体の歪みを調整する、三種類ほどの操体法を行い

身体の歪み(静止時の歪み・動作時の歪み)を解除して行きました。

その後改めて動作確認して見ると

最初10の痛みが1まで軽減していたので、次回としました。

オスグットの改善には大腿部のストレッチは必須ですが

大腿部の筋緊張が弛んだだけでは痛みは取れません。

ストレッチと合わせて膝関節の関節包内運動の修正と

膝下の圧痛の改善も行う必要があります。



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