元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

見た目は優雅なバレエも、そのレッスンは想像以上にハードなようです。

Ｍさんはバレエを踊るのが趣味のＯＬさん。

一昨年に足首やひざの痛みで

診せて頂いてからのクライアントさんです。

『これまで調子は良かったのですが

今回は教わった自己療法でも痛みが残るんです。』

久しぶりに来院されました。



今回は左足首痛と左膝・股関節の違和感です。


足首は２週間ほど前から底屈・背屈・内反で痛く

最近は歩いていても体重が掛るとき痛みが出ます。

痛みの場所は足の甲の足首よりで

Ｍさんは気付いていないようでしたが

軽く押すと痛み（圧痛）があります。

彼女は今までの痛みの時は可動痛が中心で

圧痛があることはありませんでした。

かなりハードなレッスンを積んでいるようです。

膝は伸展時の違和感・股関節は屈曲時の違和感です。


最初に足甲の圧痛から始めます。

『圧痛があるってことは

其処の組織にダメージがあるってことです。』

と説明しながら組織復元法を掛けていきます。

ついでにアキレス腱上部・ふくらはぎも硬直していたので

組織復元法で緩めていきます。

１～２分して確認すると圧痛は取れていました。

そして関節動作法を掛けていきます。

足首も可動が広い関節なので

様々な方向から掛けながら

実際に痛い動作をしながら

痛みの軽減する角度を探します。


違和感が少し残りますが痛みは大分取れた処で

骨盤・股関節の調整に入ります。



骨盤は左後傾、股関節は左前方・右後方変位でした。

この歪みを糸口に左右の可動を確認しながら

股関節の違和感を調整して行きます。

操体法の手法で大まかな違和感が取れますが

『（股関節を）曲げ切ったところで違和感が残ります』。

うつ伏せでのカエル足の操体でも残ります。

試しに恥骨の関節動作法を掛けてみます。

『これだと違和感取れます』

内転筋群と中殿筋を緩めてから

再度恥骨の関節動作法を掛けます。

『これなら違和感も残りません。』

再び立位で足首の背屈低屈・内反痛も

取れているのを確認して終了です。

自己療法として操体の他

ＰＮＦストレッチを指導して次回としました。



バレエは見た目の優雅さと裏腹に

そのレッスンはかなりハードなものです。



発表会目指して厳しいレッスンを続けるためにも

しっかりと改善しておきましょう。




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ヤツデ