2012年03月23日

練習後に両膝下が痛くなってしまう小1のサッカー少年

埼玉県から来室のT君は小1のサッカー少年。

2週間くらい前から

練習後などに両膝が痛いと訴えるようになったそうです。

病院・接骨院での診断は

『炎症が起きている』とのことだったそうです。



練習後の痛みはアイシングなどで引いて行きますが

また練習をしたりすると痛みが再発するそうです。

それはそうです、炎症が起こる原因は残っているのですから。


来室時は歩いたりする程度では痛みは出ませんでしたが

軽くジャンプをすると痛みがあり

両膝の下には押すと痛い圧痛がありました。



先ずは膝下の圧痛の解除から。

T君にはまだ自己療法は難しそうなので

お父さんに覚えてもらいながら圧痛をとっていきます。

『こうやると痛み如何?』

『あんまり痛くない』



お父さんもすぐ感覚を覚えてくれました。


次に膝の運動を伴わないで大腿部の筋肉を緩めるエクササイズ。

膝のすぐ上あたりの大腿直筋がかなり硬直しています。

お父さんも『こんなに硬いのかぁ』とちょっと吃驚。

横引き・絞りなどで緊張をとってみます。

1分ほどやって一度触って確認です。

『さっきとは感じが変わりました。』
とお父さん。

次に膝の関節動作法を

屈曲・伸展とも3回ずつ行います。

これでT君にジャンプして確認してもらいます。

『痛くない!』

ここから施術台へ載って診ていきます。


骨盤の歪み(ASIA右下左上)股関節はOK。

操体の両膝倒しで解消しました。

次に腹部を診てみると

右腹部に緊張があります。

カウンターストレインで緊張を緩めながら

お父さんにヒアリングです。

『かなり練習は厳しいんですか?』

『練習日は週1なんですが。最近リフティングをショッチュウやっています。』

『どの位やっていますか?』

『1日3・4時間やっているかもしれないです。』

『それはやり過ぎかもしれないですね。

大腿直筋や腹部の緊張は

ボールを蹴る動作の反復で起きやすいですからね』

小1のT君にセルフエクササイズは難しいので

これもお父さんに覚えてもらって家でやってもらいます。

今度はうつ伏せで骨盤を再調整した後

全身に揺らしを掛けながら緩めていきました。


最後のもう1度ジャンプや膝の屈伸で

痛みが出ない事を確認して次回としました。


サッカー大好き少年のT君、

ボール扱いが面白くてしょうがないのでしょうが

一日3~4時間のリフティングはかなり身体に負担になります。

少し練習をセーブしながら

お父さんとエクササイズを続けて

早く良くなりましょうね。


群馬県高崎市の整体院 元気が一番整体室

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壮大な夢かもしれませんが
スポーツ障害で苦しむ少年少女たちの
救世主となりたいんです。
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