元気が一番整体室の『生きてるだけでまるもうけ！』　

膝痛が改善したＭさんの紹介でお見えになったＮさん（70歳代女性）

Ｍさんの記事はこちら

しばらく前から歩く・立ったり座ったりの動作で

左膝の内側に痛みがあります。

痛い周囲には圧痛もあり

特に冷えるとジンジンとした痛みが出ます。

正坐の形になれますが、体重を掛けると膝裏に痛みが出ます。


初回

歩いている姿勢を拝見すると膝を庇ってか

左足になるべく体重をかけない様に歩いています。

『歩いていて膝痛いですか？』

『一時の痛みは治まっていますが、やはり痛いです。』

『この痛みを取っていきますから、良く覚えていてくださいね！』

庇った姿勢を座位・立位で改善する体操を行ってもらう。

『これでどうですか？』

『アレっ　さっきよりちょっと楽だ。』

『２～３分体操しただけでも、痛み楽になったでしょう。

こんな調子で痛みを取っていきますからね。』


Ｎさんのヒザ痛も、身体の歪みを取って行けば改善の可能性がありそうです。

最初にヒザ裏（委中）の圧痛の確認から行う。

案の定左ひざ裏は強い圧痛がある。

膝裏の圧痛の処理をしてから、骨盤・股関節を調整する。

股関節は可動が悪く、開いているように感じる。


次に足首の調整を行う。

左足首は右と比べると明らかに太く

Ｎさん曰く『左足は浮腫んでいる』と思っているようですが

実際は足首の両くるぶしが開いています。

『足首も捻挫しているようですね。』

『娘時代に、かなりひどい捻挫をしています。』

今でも足首を内反させると可動痛があります。

関節動作法で内反痛を取ると

『この足首の痛みも取れるんですね。

お医者様からは、「どうしてもと云うなら手術」

と云われていました。』

取れて良かったですね。


次に膝周辺の圧痛の処理です。

軽く撫でたり、寄せたり、絞ったりで

ほとんど取れますが、脛骨内側の圧痛は少し残ります。

試しに組織復元法を、縦方向にかけてみます。

これだとかなり痛みが弱まります。

それならと内踝を挙上した状態で確かめると

もっと楽になるようです。


これで立って歩いてもらいます。

方向転換で膝を捻る動作の時に痛みが残りましたので

膝下をサラシ固定すると痛みも軽減し

違和感が残る程度になりましたので次回としました。


本当に膝だけが問題でヒザ痛になるケースは僅かで

ほとんどが骨盤・股関節・足首などの負担を膝で受けています。

なのでその人のヒザが

何を受けているか・何を受けている膝痛かを

早く見定め改善することで、

湿布や電気やヒアルロン酸でも改善しなかった膝痛も

確実に改善が見込まれます。





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